組立手順
各電子部品は全て表面(PiDASと書かれている面)に実装します。それぞれのパーツを実装する箇所には英数字( C1
や R1
のような)記号が書かれていますので、それを参照しながら正しいパーツをはんだ付けしましょう。
各部品のはんだ付け
1. 抵抗のはんだ付け
2種類の抵抗をはんだ付けします。基板上の R1
~ R4
に 330Ω 、 R5
~ R10
に 470Ω を使います。330Ωは 橙橙茶金 、470Ωは 黄紫茶金 の帯が巻かれています。
2. コンデンサのはんだ付け
3種類のコンデンサをはんだ付けします。基板上の C1
、 C4
、 C5
、 C6
は 0.1μF を使います。 C2
は 3.3μF (黒い円柱の電解コンデンサ) を使います。基板に向かって上側にマイナス極(-のマークがあります)をはんだ付けします。 C3
は 1μF (足が広いコンデンサ) を使います。
3. ショットキーダイオード、定電圧レギュレータのはんだ付け
D1
はショットキーダイオードをはんだ付けします。帯がある方が K
とかかれた方にくるようはんだ付けします。
U1
は定電圧レギュレータをはんだ付けします。シルク(白い枠)に合わせて平らな面が向かって 右側 になるようはんだ付けします。導線同士が近く、はんだ付けが難しいです。(基板の在庫が無くなったらレイアウトを変更し再発注予定)
4. タクトスイッチ、ソケット類のはんだ付け
SW1
はタクトスイッチをはんだ付けします。シルクに合うよう正しい向きではんだ付けします。
U2
は20ピンソケットを2つはんだ付けします。
U3
はICソケット(14Pinのソケットです)をはんだ付けします。
U4
は丸ピンソケット(8Pinのソケットです)をはんだ付けします。
5. LEDのはんだ付け
3種類10個のLEDをはんだ付けします。 D2
~ D5
には 緑色 、 D6
~ D7
には 黄色 、 D8
~ D11
には 赤色 を使います。
シルクに合うように平らな面が向かって 下側 になるようはんだ付けします。
6. Raspberry Pi Picoのはんだ付け
Raspberry Pi Pico本体にピンヘッダをはんだ付けします。20Pinヘッダを2つ使います。このキットではデバッグ用の3Pin(USBコネクタと反対側)には何も接続しません。
7. 各モジュールを基板に取り付ける
U2
にピンヘッダをはんだ付けしたRaspberry Pi Picoを挿し込みます。 U3
にADコンバータのMCP3204を挿し込みます。 U4
に加速度センサのKXR94-2050を挿し込みます。
ソフトウェアのインストール
1. Raspberry Pi PicoにMicroPython SDKをインストールする。
公式ドキュメントを参考に進めるか、拙書を参考に実施していただけると幸いです。
2. Raspberry Pi Picoに地震計プログラムをインストールする。
VS CodeとPico-GO使用して本リポジトリのコードをRaspberry Pi Picoに書き込んでください。詳しくは拙書を参考に実施していただけると幸いです。