起動方法
このPiDAS の起動方法はいたって簡単です。計測したいところに設置し、電源を供給するだけです。
推奨設置場所
平坦で家屋の構造物に直接設置することが望ましいです。 窓枠や壁(垂直方向に設置しても動作します)が良いでしょう。 難しい場合は震動が増幅されにくい重量のある家具の上でもかまいません。 加えて気温の変化が少ない場所が良いです。 気温の変化により加速度センサの出力やAD コンバータの出力に誤差が生じます。
自動ゼロ点補正
電源が入ってから5 秒程度は自動で加速度センサのゼロ点補正を行います。 補正中は10 個のLED が流れるように光ります。 補正が終わると震度計測が始まります。 10 個のLED は震度0 ~震度7 にそれぞれ対応しています。 通常は震度0がついたり消えたりを繰り返すはずです。
震度表示
地震が発生すると対応する震度までのLED が全て点灯します。 例えば震度3を計測した場合、震度0 ~ 3 の4 つのLED が点灯します。 地震が収束し静穏状態になると過去10 分間の最大震度に対応するLED が点滅します。 先程の場合ですと震度3 を示すLED が点滅します。
手動ゼロ点補正
震度表示にずれがある場合は電源を入れ直すか、Adjustボタン(タクトスイッチ)を押すと再度ゼロ点補正を行います。 電源投入時と同様に5 秒程度ゼロ点補正を行うので PiDAS や設置している周辺は触らず静穏にしてください。
ソフトウェアアップデート方法
VS Code を使い最新のソースコードを取得します。 取得後、ステータスバーの「All Commands」をクリックします。 コマンド一覧から「Delete all files from board」を選択し、既存のファイルを削除後、「Pico-Go > Upload project」を選択し新しいソフトウェアを書き込みます。